●284 友のうつしゑ とものうつしえ 〇さびしきまどにひとりほほえむは

 表題:友のうつしゑ
 読み:とものうつしえ

 収録:(A)新特撰樂譜 82 成樂會 1923(T.12).4.5 ◎[A2-88] Copy=(P102)

 記譜:単声(伴奏付き) ヘ長調 4/4

 インチピット:ミレ#ミシド|ミレ|ファミファラシド|ミレ

 曲:フェルトン,ウィリアム(Felton, William)(1715-1769)[イギリス]のことか?
 編曲:田中敬一
 詞:犬童球渓 ※1923(T.12).9作詞

 ※自筆楽譜ノートA1-7あり


[詞] ※新特撰樂譜 82より

1.淋しき窓にひとりほゝゑむは 机に秘めたる友のうつしゑ
  笑へるそのまなざし さながら語る如し
  古(ふ)りにしその昔の 友よ友よなつかしや

2.後怠(おく)るる歩み常に鞭うつは 装(かざ)れる書箱(ふみばこ)の友のうつしゑ
  握(と)る手は其交はり 永久(とは)の變へぬしるし
  隔つる遠きさとの 友よ友よしたはしや


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